21日のフリースタイル講座まで、あと9日。
お客さんから質問を受けたので、文章にしてみようとまとめてみました。
なぜ、この講座をやろうと思ったか?
1. ヨーヨーを学べる環境は増えたが、フリースタイルを学べる場は未だなかったから。
大会や練習会が増え、インターネット上で動画が簡単に観れる様になり、ヨーヨー自体も進化した。
それに伴って、プレイヤーの技術レベルも上がっている様に見える。
しかし、ことフリースタイルに関してはどうか。
上達しているのは大会上位の一部のプレイヤーだけで、全体を通してのフリースタイルのレベルは、むしろ10年前と比べて下がっている様に見える。
技術レベルの進歩、多いに結構。素晴らしい事だけど
現在ヨーヨーの公式大会で評価されるのは、技術をひっくるめた「フリースタイルが1番上手かった人」である。
なのに、このフリースタイルを学べる環境、教材が無い。
確かにフリースタイルは『自由』である。しかし、上手い人と下手な人が存在する以上、そこには学ぶべきポイントが沢山あるのだ。
誰もやらないなら、僕がやる。そこから始まりました。
2. ヨーヨー人の競技意識の低下(特に関東)
ちょっとだけ厳しい事を書く。
恐らく、ヨーヨー人口が全国で一番多いのは関東地方だろう。
しかしここ数年、ヨーヨーの公式大会において
関東のプレイヤーはほとんど上位に入賞出来ていない。特に、一番人口の多い1A部門。
一部のプレイヤー以外は、他の地域に置いていかれているのだ。
なぜだろう?答えは簡単。他の地域と比べて、皆大会で勝ちたいという意思が弱いんだ。
それはそれで良いと思う。ヨーヨーの楽しみかたは人それぞれだし。
でも、本当はそんな中にいるんでしょう?いつか「世界チャンピオン」になりたいって人。
僕は環境がプレイヤーを育てると思っていて、上手い人が多い地域や練習会はどんどん周りのプレイヤーも上達する。
現に愛知、三重、岐阜といった東海地方はもの凄くレベルが高い。
彼らと関東のプレイヤーに大きな差は無い。あるとしたら、上手くなりたいという意思。そして勝ちたい、優勝したいという意思。
別に皆が皆そんな事思う必要は無いけど、本気で世界チャンピオンになりたいと思っている人にとって、モチベーションを保てる場が無いのはとても可哀想なこと。
それに気づいて、改めてこの講座をもう一回やろうと思った。
今回の講座は、前回以上に「競技」に特化しています。
僕がなぜ、大会で上位に入り続ける事ができているのか?
君たちが、どうやったらそうなれるのか?
締め切りまであと約半数。
12月21日(土) 新木場BUMBにて。
詳細、応募はこちらから。
http://yoyo-naoto.blog.players.tv/article/81883172.html
2013年12月12日
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自分のモチベーションが高く成長していかなければ、クライアントさんに良いもの提供できないですから。
だから私もよく講習会に行きます。
そこで大学のお友達と再会して色んな情報交換すると、モチベーション上がります。
モチベーションを上げる作業は、自分で行うのがベストなのでしょうが、やっぱりそういう環境に身をおくとまた違ってきますからね。
お忙しいとは思いますが、素晴らしい会だと思います。
ご自愛しながら活動されてくださいね。
本人も自分に「何か」が足りないのはわかっている様子。実際に素人である親からは言葉で言っても伝わらない。ただ、物事に必死に取り組む事だけはヨーヨーから教わりました。
(必死なだけでは実現できないということは現在受験勉強から教わっております…)。
当日参加は叶いませんが、DVDが発売されることを願っています。
当日、頑張ってください。
もう40年ほど前、学生時代の話ですが。
先日、亡くなった川上哲治さんが大学のグランドで小中学生を集めて野球教室をした。
私もその後ろで川上さんの指導を見ていた。
そして川上さんが子供たちに質問した。
「君たち、1軍の選手と2軍の選手の違いはどこにあると思う?」
子供たちは「1軍の選手のほうが巧い、能力がある」・・・当然の答えだと思った。
川上さんは「違う。1軍の選手も2軍の選手もプロであり能力は変わらない。」
「違うのは、気持ち、精神力だ。」
ビックリすると同時に、なるほどと思った。
勝負の世界、特にプロの世界では精神力で決まる。そのくらい厳しいのだろう。
naotoさんの考えに共通するところがある。
naotoさんはヨーヨー少年にとってひとつの目標であると思う。
その考えはきっと分かって貰えると思うので、少年たちにぜひ伝えてほしい。